結婚して５年目、今まで子供が出来ないようにしていたわけではないのですが,

妻より良い報告が聞けませんでした。

妻は本当に健康体で明るい性格なので、

もしかしたら自分に何か問題があるのではないかと思うようになりました。

まわりの親類からは,会う度に子供はまだかといわれ、

勇気を出して病院に行くことにしました。

不安そうな顔をしていたせいか、妻も一緒について行ってくれました。

検査の結果は、精子が人より少ない「精子減少症」。

そして、「精子無力症」と言う残念な結果でした。

ショックでしたが妻が励ましてくれました。

そういえばいつも忙しく仕事に追われ、家に帰ればクタクタ。

ビールを飲んで食事をして、すぐ寝てしまう生活でした。

当然そんな気にもなりませんでした。

病院からは、顕微授精を勧められましたが、お金も掛かり不安だったので、

その前に漢方薬をやることを両親に勧められました。

両親の知っている春日部の漢方の店に、妻と一緒に行きました。

先生は、「最近は若い人の同じような相談がとても多くなっている。」と言われ、

なんとなく安心しました。

とにかく信じて飲むことにしました。

服用して３ヶ月。身体が変わって行くのがはっきり感じられました。

以前のように、帰宅してすぐ寝てしまうのでなく、

まだエネルギーが残っている自分を感じることが出来ました。

そして漢方薬を飲んで６ヶ月、何と妻が妊娠したのです！

今は勿論、無事な出産を願うだけですが、実は、心の中では二人目を考えている自分に

驚いています。