１．ご来店されたきっかけとご相談までのお気持ちは？

　一昨年の秋の終わりごろに発疹ができました。足にほんの数カ所です。

そのうち治るだろうと楽観してましたが年明けに市販の薬（薬剤師さん推薦）で

対処しました。薬剤師さんは、治らないときは皮膚科へ、とのことでした。

治る様子が見えず、3月に病院に行き始めました。

　2ヵ所の皮膚科医院、2ヵ所の大病院。

すべてステロイド処方であり、3カ所は同じ名前のステロイド剤でした。

2ヵ所目（友人が治ったよと勧めてくれた）に通院始める時期に、

猛烈な痒みが走り、驚いてしまいました。

　6月頃から、掻いてもいない箇所に広がり始め、7月にはかなりな範囲に広がり、

数カ所あった両手にも広がり始めました。

今年6月、次の通院予約日が迫る中、治る兆しが見えないことに気持ちは重くなる

ばかりでした。友人から、私には漢方が合うのではとの言葉が頭にあり、

ネット検索「皮膚疾患、ステロイドで治らない」で春日部第一薬局を見つけました。

漢方は処方で入院した友人もおり引いていたことも確かでした。

２．ご相談してみていかがでしたか？

　前に進もうと電話をし翌日に相談可能とのことで、あれこれ考える時間もなく

出かけました。道明先生に、今までの経過を記したものを渡しました。

先生は読みながら、「大丈夫、治りますよ」と断言されました。

大病院では読んでもらえませんでした。治りますよの言葉も聞けませんでした。

手探りで治療をしているかのようでした。

先生の「軽い方ですよ」の言葉に希望が持てる気持ちになりました。

提示された処方薬等の金額に驚きましたが、3カ月頑張ってみようと

処方して頂きました。

帰宅して、連れに伝えると、金額に驚いたのでしょう。

ネット検索しながら、○○大学病院がよさそうだと言い始めたのです。

そこに行っても同じステロイド剤処方が目に見えてると返しました。

３．お薬を服用されてからの経過はいかがでしたか？

　道明先生は、「ステロイドは止めて下さい」とはっきり仰いました。

痒みはどうしようの不安が起きました。痒い時は冷やしてくださいとのことでした。

それは今までも言われていましたが、あまりの広範囲に対処の気も失せていました。

が、治療を１８０度変えて出発するのだからと、自分に言い聞かせました。

その日からステロイドは止めました。

夜中に両腕に起きた痒みは、冷蔵庫に水分を含めたガーゼタオルを置きながら

対処しました。

1カ月ほど過ぎたころに、痒みが無くなりました。

湿疹の方は、半月ぐらいから効果が出始めました。

足の甲は、後から痒みが起きた箇所でしたが、そこに最初に効果が出ました。

あっ治るかもしれない、と、気持ちが明るくなりました。

４．現在のお気持ちをお聞かせください

　食事指導もいただきました。今までも無農薬有機栽培にそれなりに拘ってましたの

で、スムーズに入りました。驚いたのは、「皮膚に食べてよくないもの一覧」を拝見

した時でした。好んで食していた野菜、果物、青魚、お蕎麦、等等が制限食品に

挙げられていました。ストンと落ちました。

それは、今まで病院で治療を受けながら考えていたことと重なったからでした。

何故身体の中から治すような処方がされないのだろうと考えていたからです。

今回腸内環境改善という視点からの処方を受け、気持ちの面でも身体の面でも

安心した日々を送ることができています。

ステロイドに翻弄された日々から解放され、眠れぬほど苦しく辛かった痒みが無くなり

湿疹も消えてきました。

少しずつ治っていく様子を見ながら、辛かった日々を思い出してます。

先年の大病（癌）含めて、私の腸はストレスに弱いのかもしれないなぁと思いました。

ステロイドで悪化したのではとも考えてしまいます。

原因はそれだけではないでしょうが、今回の病気を機に、経験した食生活を大切に

していこうと思います。